おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
9月は秋の長雨と台風の季節です。この時期、こんなお声をよくいただきます。
- 「雨が降る前になると、膝が痛みます」
- 「台風が近づくと、頭が重くなります」
- 「湿気が多い日は、体が動きにくい」
こうした感覚は、長いあいだ「気のせい」「思い込み」と言われてきました。
実際のところ、どうなのでしょうか。
2,658人が、15か月間記録し続けた研究
イギリスで行われた研究があります。
慢性的な痛みを抱える方にスマートフォンのアプリを配り、毎日その日の痛みを記録 してもらう。同時に、その方の居場所の天気データを集める。それを 15か月 続けました。
解析に使われたのは、2,658人分 のデータです。
結果は、こうでした。
湿度が高く、気圧が低く、風が強い日には、痛みが出やすい。
そうした日に痛みを感じる可能性が、約20パーセント高かった。
さらに研究者は、もうひとつ確かめています。
「天気が悪いと気分が沈む。気分が沈むと痛みを感じやすい。だから 本当は気分のせい ではないか」という筋道です。
ところが、気分や活動量を考慮に入れても、天気と痛みの関係は残りました。
つまり、気分を経由した思い込みだけでは説明がつかなかった、ということです。
ただし、ここは正直にお伝えします
この研究の著者たちは、関係の大きさを 控えめ(modest) と表現しています。
「天気が悪いと必ず痛む」ではありません。 「そういう日は、少し痛みが出やすい」という程度です。
そして 原因のしくみは、まだはっきり分かっていません。 気圧の変化が組織や神経に影響するのではないかという考え方はありますが、決着していません。
この分野は、大げさに語られやすい分野です。
私たちは、分かっていることと分かっていないことを、分けてお伝えします。
では、どうするか
天気は変えられません。変えられるのは、こちら側です。
動く量を、天気で決めないこと。
痛みが出やすい日に動かないでいると、その日は楽です。ただそれが続くと、動かない期間が積み上がっていきます。
おすすめは、天気の悪い日用の「軽いメニュー」を用意しておくこと です。
- いつもの半分の時間で切り上げる
- 強度を落として、動かす範囲だけ確保する
- 外を歩く日を、屋内に振り替える
ゼロにしない。 これだけで十分です。
雨の日に外を歩くのは、濡れた路面で滑る危険もあります。そういう日は、屋内に切り替えていただくのがいちばん安全です☔
今日のひとこと
今月はカフェエリアも無料開放しています。「今日は外を歩けないな」という日の行き先のひとつに、加えていただければうれしいです。
雨の日のメニューについては、公式LINE・お電話・店頭でお気軽にご相談ください✨
参考にした研究
- Beukenhorst AL, Schultz DM, McBeth J, et al. How the weather affects the pain of citizen scientists using a smartphone app. npj Digital Medicine. 2019;2:105.