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🦵【支える力③】片足立ちは「我慢する練習」ではなく「乗り移る練習」です

おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊

片足立ち、と聞くと、多くの方はこう思われます。

「何秒、耐えられるか」

確かにチェックとしてはそう使います。ただ、練習としては、少し違う見方をしています 🦵

歩くとは、乗り移ることです

歩いている最中、両足が同時に床についている時間は、ごくわずかです。

ほとんどの時間、体重はどちらか片方の足に乗っています。つまり歩行は、片足立ちから片足立ちへの乗り移りを、延々とくり返している動作 です。

だとすれば、練習で大事なのは「じっと耐えること」だけではありません。

体重を、片方からもう片方へ、きちんと移せるかどうか。 ここが日常に近いところです。

世界保健機関(WHO)の目安

2020年に発表された身体活動のガイドラインでは、65歳以上の方について、こう示されています。

機能的なバランスと筋力を重視した多様な運動を、週3日以上。
転倒予防と身体機能の維持のために。

あわせて、成人全般には 中くらいの強さの運動を週150〜300分、筋力の運動を週2日以上 とされています。

週3日。これが、ひとまずの目安になります。

段階を追って練習する

いきなり片足立ちから始めなくて構いません。必ず、手すりか壁のそばで 行ってください。

段階1:足をそろえて立つ → 前後にずらす

両足をそろえて30秒。できたら、片足を半歩前に出した形(タンデム気味)で30秒。

段階2:体重を左右に移す

足を肩幅に開いて立ち、ゆっくり右足に体重を乗せる。そのまま3秒。次に左足へ。10往復。

この段階を飛ばさないでください。 これがいちばん歩行に近い練習です。

乗せたとき、支えている側のお尻の横に張りを感じるのが目安です。腰だけがつらい場合は、まだ体重が乗りきっていません。

段階3:片足を浮かせる

体重を片方に乗せきってから、反対の足を数センチだけ浮かせます。高く上げる必要はありません。

5秒から。慣れたら10秒、20秒と伸ばします。

段階4:条件を変える

余裕が出てきたら、少しだけ難しくします。

  • 首を左右にゆっくり向ける
  • 柔らかいマットの上で行う
  • 数を数えながら、または誰かと話しながら行う

目を閉じるのは、かなり難しくなります。 自己判断でやらず、手すりを両手で持てる場所で、ごく短時間から。

やってはいけないこと

  • 何もつかまるものがない場所でやる …… これがいちばん多い失敗です
  • 洗面台の前でも、手が届く距離 を必ず確保してください
  • ふらついた瞬間に踏み出さず、我慢する …… 踏み出していいです。 踏み出せることも能力です
  • めまいがある日にやる …… その日はやめてください

今日のひとこと

片足立ちは、耐える競技ではありません。
体重を預けきれるか の練習です。

歯みがきのあいだ、洗面台に手が届く位置で。1日1回で構いません。

うまく乗れている感じがしない方は、見せていただければお伝えできます。店頭でお気軽にどうぞ✨

参考にした研究

  • Bull FC, Al-Ansari SS, Biddle S, et al. World Health Organization 2020 guidelines on physical activity and sedentary behaviour. British Journal of Sports Medicine. 2020;54(24):1451-1462.