おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
今日から 秋のお彼岸 に入ります。ご実家に帰られる方も多い時期ですね。
そこで今日は、実家で確かめてほしいことをお話しします。まず、この質問から。
家の中で、いちばん転びやすい場所はどこでしょうか。
たいてい「お風呂」と答えられます
濡れている。裸足である。湯気で見えにくい。
たしかに危険な条件がそろっています。私たちも長らく、浴室と階段が要注意だとお伝えしてきました。
ところが、日本の高齢者を対象にした研究の数字を見ると、少し様子が違いました。
実際の数字
99人の高齢者に記録してもらった、249件の転倒 を場所別に集計した研究があります。

- 1位 寝室 23.7%
- 2位 廊下 12.9%
- 3位 玄関 9.6%
- 4位 リビング 6.4%
- 5位 トイレ 6.0%
- 6位 キッチン 4.8%
- 7位 浴室 3.6%
(このほか「その他」が32.9%)
いちばん多いのは 寝室。そして 浴室は、いちばん少ないグループ でした。
この研究は「寝室と廊下が、日本の住宅で転倒リスクの高い場所である」と結論づけています。
数字の読み方には、注意があります
浴室が安全だ、という意味ではありません。
滞在時間が違うからです。寝室は1日の3分の1を過ごす場所です。浴室にいるのは、1日20分ほどでしょう。
1回あたりの危険度で言えば、浴室のほうが高い可能性は残ります。
それでも、この数字には意味があります。
実際に転んでいるのは、寝室と廊下です。
対策の優先順位を決めるなら、まずここです。
寝室と廊下が危ないのは、なぜでしょうか
思い当たることを並べてみます。
- 暗い(姿勢を保つ手がかりのひとつ、目からの情報が減ります)
- 寝起きで、感覚も判断も鈍っている
- 布団、毛布、ベッドの脚、電気のコードといった 足を引っかけるもの がある
- スリッパを履くとき、片足立ちになる
- 急いでいる(トイレへ向かうときなど)
目が使えない時間帯に、いちばん障害物が多い場所を歩く。
条件がそろっています😥
今日、実家でできること
お金は、ほとんどかかりません。
- 寝室からトイレまでの足元灯をつける(人が通ると点くタイプが便利です)
- 廊下と寝室の床に、引っかかるものを置かない(コード、雑誌、座布団)
- ベッドや布団のそばに、手をかけられるものを用意する(起き上がって座り、少し間をおいてから立つ)
- スリッパは、座って履く
「寝室が危ない」と知っているだけで、部屋の見え方が変わります。
今日のひとこと
危険は、思っているところとは違う場所にあります。
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参考にした研究
- Yokoyama D, Mitsuyama K, Inami K, et al. Analysis of fall risk factors and environmental hazards for older adults in Japan: assessing fall situations and locations. Journal of Physical Therapy Science. 2024;36(9):546-550.