おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
当ジムでは、初回のチェックで必ず 片足立ち を見ています。
体のどこで踏ん張っているか、どこが働けていないかが、この一瞬によく表れるからです。
今日はそこから角度を変えて、片足立ちが何を映しているのか という研究のお話をします。
1,702人を、7年追いかけた研究
ブラジルで行われた研究です。
51〜75歳の1,702人に、支えなしで 片足10秒 立ってもらいました。そのうえで、その後の健康状態を平均7年間追いかけています。
まず、この時点で驚く数字が出ました。
10秒立てなかった方が、20.4パーセント。
5人に1人です。
そして追跡期間中に亡くなった方の割合を、2つのグループに分けると、こうなりました。
- 10秒立てた方 …… 4.6パーセント
- 10秒立てなかった方 …… 17.5パーセント
年齢・性別・体格・持病といった条件を統計的にそろえても、この関係は残った と報告されています。
ここは、正直にお伝えします
大事な注意点があります。
この研究が示したのは 関連 です。「片足立ちの練習をすれば長生きする」と証明したわけではありません。
おそらく片足立ちは、いろいろなものを まとめて映す鏡 なのだと思います。
- 脚の力
- バランスをとる感覚
- 関節の状態
- 神経の反応の速さ
- 持病の影響
これらが少しずつ落ちてくると、10秒が難しくなる。だから10秒立てるかどうかが、体全体の状態を映す指標 として働いた。そういう読み方が自然です。
つまり片足立ちは、目的ではありません。
健康診断の体温計のようなもの です🌡️
熱があると分かったからといって、体温計を叩いても熱は下がりません。体温計は、次に何をするかを決めるための道具 です。
やってみるときの注意
試される方は、必ず守ってください。
- 壁や手すりのすぐ横で 行う
- 靴を履いた状態で、平らな床で
- 浮かせた足は、ふくらはぎの後ろに軽く添える
- 目は開けたまま、前方の一点を見る
- ふらついたら、すぐ手をつく
10秒もたなかった方も、落ち込む必要はありません。5人に1人がそうだった、という数字を思い出してください。
そして大事なのは、この指標は変えられる余地がある ということです。バランスの練習によって転倒が減るという報告は、数多くあります。
今日のひとこと
体温計を見て、慌てる必要はありません。
大事なのは、見たあと、どうするか です。
気になることは、公式LINE・お電話・店頭でお気軽にどうぞ✨
参考にした研究
- Araujo CG, de Souza e Silva CG, Laukkanen JA, et al. Successful 10-second one-legged stance performance predicts survival in middle-aged and older individuals. British Journal of Sports Medicine. 2022;56(17):975-980.