おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
今日は、おうちで30秒でできる実験からはじめます。
新聞か本を1つ、手に持ってください📖
まず、やってみてください
実験その1
本を動かさずに持ったまま、頭だけ を左右に「いやいや」と振りながら、字を読んでみてください。
→ 読めますよね。
実験その2
今度は頭を止めて、本だけ を同じ速さで左右に振ってみてください。
→ ほとんど読めないはずです。
動いている量は同じです。目と本の位置関係も、同じだけずれています。
なのに、なぜこんなに違うのでしょうか🤔
答えは、目のほうにありました

頭が右に回ると、目は 同じ速さで左に 動きます。頭が左に回れば、目は右へ。
つまり、頭の動きを目が打ち消している のです。だから視線は空中の一点に留まったままになり、字が読めます。
この打ち消しの指令を出しているのが、耳の奥にある 半規管(はんきかん) です。「三半規管」という言い方でご存じの方も多いかもしれません。頭の回転を測る、3つの輪でできた器官です。
半規管が「今、頭が右に回った」と検知する。その情報が、目を動かす筋肉へほとんど時間差なく届く。だから間に合います。
反射なので、意識してやっているわけではありません。今この瞬間も働いています 👀
たとえるなら、カメラの手ぶれ補正
いまのカメラやスマホには、手ぶれ補正がついていますね📷
手が揺れると、レンズやセンサーが 逆方向に動いて 揺れを打ち消します。
耳と目の関係は、それとまったく同じ考え方です。しかも 人間のほうが、ずっと先に持っていました。
そして「本だけを振る」実験のほうは、こうなります。
頭が動いていないので、半規管は何も検知しません。 だから補正が働かない。手ぶれ補正は、カメラが揺れたときにしか働きませんよね。被写体のほうが揺れていたら、どうにもなりません。
だから読めない、というわけです。
この補正が鈍ると、どうなるか
このしくみがうまく働かないと、日常でこんなことが起こります。
- 歩いているときに、看板や人の顔がブレて見えにくい
- 振り向いた瞬間、一瞬くらっとする
- 車の中や階段で、気分が悪くなりやすい
「歩きながら見る」のが苦手な方は、筋力ではなくこちらが関わっていることがあります。
今日のひとこと
耳と目は、思っている以上に直結しています。
見えづらさが、耳の問題であることもあるのです。
ちなみに、この耳と目の関係が食い違うと、乗り物酔いが起こります。その話も、また別の記事で取り上げます🚗
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参考にした研究
- Khan S, Chang R. Anatomy of the vestibular system: a review. NeuroRehabilitation. 2013;32(3):437-443.