おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
まず、ひとつ思い当たることがないか確かめてみてください。
- 歩きながら話していて、大事な話になると足が止まる
- 信号待ちで話しかけられて、歩き出すのが一瞬遅れる
- 買い物中に呼ばれて振り向いたとき、ふらついた
心当たりがある方は、今日の話はご自身の話です。
台所で、電話が鳴ったとき
想像してみてください🍳
いつも作っている味噌汁を作っている最中に、電話が鳴りました。たぶん、手を動かしながら普通に話せますよね。
では、初めて作る料理のときはどうでしょうか。レシピを見ながら、慣れない手順で進めている最中に電話が鳴る。
たいていの方は、手を止めます。 話すか、作るか、どちらかしかできません。
料理の腕が落ちたわけではありません。その作業に、頭を使う量が違う だけです。
歩くことにも、同じことが起きています
バランスをとるのは無意識の反射だと思われがちです。
たしかに反射の部分もあります。ただ研究の世界では、バランスを保つことには注意(頭の働き)も必要 だと考えられています。
この分野には「二重課題(にじゅうかだい)」という調べ方があります。歩きながら計算をしてもらう。立ちながら会話をしてもらう。そうやって2つのことを同時にさせて、どちらかが崩れないかを見ます。
これまでの研究をまとめた報告では、こうしたやり方で
- 年齢とともに、バランスに必要な注意の量が増えていく
- 2つ目の作業を加えたときの不安定さは、ふらつきの大きな要因になる
ということが示されています。
つまり、こうです。
「歩きながら話せない」のは、口や耳の問題ではありません。
歩くことが、初めてのレシピのように頭を使う作業になっている ということです。
若いころは、なぜ話しながら歩けたのか
歩くのが「いつもの味噌汁」だったからです。
体がどこに傾いているか、足の裏が何を伝えてきているか。それらが自動的に処理されていたので、頭には余白がありました。
ところが感じ取る力が落ちたり、動きがぎこちなくなると、歩くだけで頭の大半を占領します。
そこへ会話が乗ってくると、足りません。だから足が止まる。逆に会話を続けたければ、歩きのほうが雑になります。
だから「余裕」を測ります
ここが大事なところです。
一人で静かに歩けるかどうかだけでは、余裕があるかは分かりません。
- 話しながら
- 荷物を持ちながら
- 人混みの中で
- 段差を見ながら
こういう ついで が加わったときに崩れないか。実生活で転ぶのは、たいていこの「ついで」の場面です。
今日のひとこと
ご家族と並んで歩くとき、少し観察してみてください。
話が盛り上がると足が止まる方がいたら、それは会話に熱心なのではなく、余裕が減っているのかもしれません。
⚠️ ひとつだけ
歩きながらのスマホは別です。あれは目を奪われるので、余裕があっても危険です。
ご自身やご家族の「余裕」が気になった方は、公式LINE・お電話・店頭でお気軽にどうぞ✨
参考にした研究
- Woollacott M, Shumway-Cook A. Attention and the control of posture and gait: a review of an emerging area of research. Gait & Posture. 2002;16(1):1-14.