おはようございます!
日進市のコンディショニング専門パーソナルジムLIFE PLUSです😊
ふらつくのが怖い。だから、体を固めて立ってしまう。
そういう方は多いのですが、実はこの立ち方には、少し困ったところがあります。
暗い部屋を歩くとき、人は何をするか
停電した部屋を歩くところを想像してください。
たぶん、手を前に出して 左右に振りながら 進みますよね🙌
なぜ手を振るのでしょうか。動かさないと、何も分からないから です。
手を前に突き出したまま固定して歩いても、壁にぶつかるまで壁の位置は分かりません。動かすからこそ「ここには何もない」「ここに何かある」と分かります。
立っているときの揺れも、これと同じです
立っているときのわずかな揺れは、体の失敗ではありません。
倒れそうな方向を少しずつ確かめて、そのつど戻している。揺れは、情報を集める過程そのもの です。
そして足の裏のセンサーが読んでいるのは、「押される場所の 変化」です。強さそのものではなく、どう移り変わったかを読んでいます。
つまり、こうなります。
体を固めて動かさない → 押される場所が変化しない → 情報が入らない
固めて立つのは、手を突き出したまま暗い部屋を歩くようなものです。ぶつかるまで気づけません。
ふらつくのが怖い、という気持ち
体を固めて立ってしまうお気持ちは、よく分かります。ふらつくのが怖いからです。
ただ、ここに落とし穴があります。
固めているあいだ、脳には情報が届きません。そして情報が足りないまま、ぐらっと大きく崩れたときには もう立て直しが間に合いません 😥
小さく揺れながら情報を集めていれば、崩れる前に気づけます。固めていると、崩れてから気づくことになります。
見分け方
同じ「ふらつく」でも、中身は違います。
- 小さく揺れながら、自分で戻せている …… 正常な立ち方です
- 揺れないように固めている …… 情報が入らず、崩れたときに弱いです
- 大きく揺れて、戻すのが間に合わない …… ここは対策が必要です
ご自身がどれに当てはまるかは、鏡の前で1分立ってみると意外と分かります🔍
今日のひとこと
立っているのは、静かな作業ではありません。
小さく揺れて、感じ取って、戻す。 この繰り返しです。
では、大きく傾いてしまったときはどうするのか。体には立て直しの作戦が3つあります。その話は、また別の記事で取り上げます。
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参考にした研究
- Winter DA. Human balance and posture control during standing and walking. Gait & Posture. 1995;3(4):193-214.
- Peterka RJ. Sensorimotor integration in human postural control. Journal of Neurophysiology. 2002;88(3):1097-1118.